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近鉄/新石切駅から徒歩約8分
旬膳 八起(やおき)
◆訪店
2014/08/16(土)
18:37〜21:38
わが家から歩いて5〜6分、石切さんのちょい西で拵え設えされているコチラで晩ごはんです。
大阪市内の超有名老舗割烹で修業された私と同い年の大将が、16年前に創業されて以来のお付き合いでして、相方の誕生月の10月、結婚記念月の6月、そして私の誕生月の1月と、特別な日には必ずコチラでお祝いをさせてもらってるんですよ。
何の記念日も無い8月にうかがうのは珍しいことなので、お品書きを見るのがスゴク楽しみでした♪
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ファーストドリンクはコチラで初体験して以来、メチャクチャお気に入りになった琥珀の時間です。
作られる工程が贅沢すぎて、飲料店向けに少量しか生産されないデュンケルタイプの生ビールで、香ばしい苦味とほのかな甘みが美味しい、とてもクリーミーなビールなんです。
アサヒ(生)琥珀の時間
お通しはオクラとカニのお浸しですね。
旨みタップリのカニの身に、斜め薄切りにしたオクラの食感、それに上品なお出汁が相俟って美味しいです。
枝豆の一種で山形県庄内地方の特産品のだだ茶豆は、独特の香ばしい香りで豆の味がとにかく濃厚なんですよ。
ほど良い塩加減と噛めば広がる甘みにビールがグビグビ進みます。
ちなみに“だだちゃ”とは庄内地方の方言で、「お父さん」のことなんだそうです。
だだ茶豆
だだ茶豆を摘まんでいると、お造りの盛り合わせが運ばれてきました。
大将が目利きした旬の美味しい魚介類だけを盛り合わせてくれるので、いつも必ず最初にお願いするんです。
この日はヒラメのエンガワと生ウニ巻、剣先イカのイクラのせ、中トロ、ホッキ貝、伝助あなごの焼霜、縞アジの6種類でした。
どれもこれも旨みが濃厚で、ここがホントに海から遠く離れた生駒山のふもとか?と思ってしまうほどですわ〜
特にしばらく寝かせて熟成させた剣先イカは、ネットリとした甘みがメチャクチャ旨いんです♪
お造り盛り合わせ
琥珀の時間を干したあとは、美酒三昧をお願いしましょう。
税抜き1500円で好きな銘柄の冷酒三種を、グラスに一杯ずつ飲み比べ出来るお得なセットなんです。
冷酒のチョイスは大将にお任せで〜(*´∇`)ノヨロシクネ〜♪
辛口リクエストで大将が選んでくれたのは、静岡県掛川市の蔵元「土井酒造場」の開運です。
パストクーラーという特殊な設備を使って、火入れのあと急速に冷した“ひやづめ”という製法で造られたそうで、純米酒なのに生酒のようなフレッシュな香りと、キレの良い辛口を併せ持ったお酒ですね。
干し海老やカツオや昆布などの出汁で炊いた泉州水ナスを、大和イモのとろろで山かけにし、最後に柚子の皮を散らした一品。
旨みタップリの出汁を吸って柔らかくなった水ナスに、ネバネバのとろろがよく絡んで、まさに暑い夏にうってつけの料理です。
冷し水なす煮山かけ
生でも食べられるトウモロコシを、額面通り蒸しただけだと思うんですけど、これがまたとにかく甘くて美味しいんです♪
ひと粒ひと粒の張りの良さから、スゴク新鮮なのが伝わってきます。
むしただけスィートコーン
軽く焙った和牛は表面が香ばしく、柔らかいレアの部分からは、極上の肉汁が溢れてきます。
これほどまでに赤身の旨みを際立たせられたら、ホントもう言葉になりませんわ〜\(*T▽T*)/♪
和牛カルパッチョちょっと焙り
美酒三昧、二杯目は奈良県葛城市の蔵元「梅乃宿酒造」の純米酒“風香”ですね。
フレッシュな酸味のあとに甘さと辛さを感じて、スーッと引いていくキレの良いお酒ですね。
初モンにしてはなかなかの早松茸を入荷したと、お店のフェイスブックで見ていたので、天ぷらをお願いしてみました。
肉厚で歯応えの良い松茸は、香りもそこそこあって季節を感じさせてくれますね。
ハモも少し旬を過ぎてるとは言え、ポッテリした身に淡白な旨みが詰まっていましたよ。
はもと松茸の天ぷら
美酒三昧、三杯目は兵庫県の淡路島にある蔵元「都美人酒造」の純米吟醸酒“穏座”です。
口に含むと柔らかくて甘い香りがフワッと広がる、優しい口当たりの穏やかなお酒ですね。
ちなみに“穏座”という名前は、わが家に帰って安穏に落ち着くという意味を持つ、「帰家穏座(きかおんざ)」という禅語に由来しているみたいですよ。
美味しい冷酒はクイクイ進み過ぎます…(^_^;)
クラシックラガー(中瓶)
メロンと生ハムってあんまり合ってると思わないんですけど、イチジクってどぉなん?と思って注文してみたら・・・
トロッとしたイチジクの甘さに、生ハムの塩っけがマッチして、メロンよりもずっと美味しかったです♪
いちじくの生ハム巻
新れんこんに梅肉と大葉をはさんで揚げた天ぷらは、ちょうど旬のれんこんがシャリシャリと歯ざわり良く、梅の爽やかな酸味と相俟って美味しいです。
付け合せのズッキーニもまた秀逸なんですよ♪
新れんこんの梅しそ揚
アワビのバターステーキは、モッチリとした弾力があるのに、歯を立てるとスッと切れるぐらい柔らかい食感のアワビに、磯の香りとバターの香ばしい風味が相俟って、まさに噛めば噛むほど旨みが溢れてくるんですよ〜O(≧∇≦)O イエイ!!
あわびバターステーキ
七味をピリッと効かせたホタテ貝柱は、ムニムニと柔らかくて、口の中で繊維がほどけていく感じがタマリマセンね。
ほたて貝柱の七味焼
牡丹のように花開いたハモを、甘みタップリの玉ネギと煮た椀物は、どちらからも出た旨みをまたお互いが吸って、それが出汁にもシッカリと出ているので、最後の一滴まで飲み干したくなる逸品でした。
はものオニオン煮
ボチボチお腹も脹れてきたので〆の一品をお願いしました。
松茸特有の芳醇な香りを、アッサリした煮麺がより引き立ててくれていて、ほのかに香る柚子皮の風味と共に、ツルツル〜っと幾らでも食べれそうな美味しさでした。
それにしても松茸のシコシコした食感は、「香り松茸、味シメジ」とか何とか言っても、ヤッパリ美味しいですよね。
松茸にゅうめん
写真には残してないですけど、瓶ビールも何本か結構いただいて、松茸のものも食べてるので、お会計は二人で2万5千円でしたね。
フツーの晩ごはんにしてはチトお高くついてますけど、同じ内容のものを市内でいただくことを考えたら、コチラは本当にコストパフォーマンスに優れたお店だと思います。
って言うか、私たち夫婦がただ単に飲み過ぎ、食べ過ぎなだけとも言えるかもですが…(*≧∀≦)ゞ
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※料金や営業日・時間などのお店データーは訪問時のものです。
変更もしくは閉店等の可能性もありますので、訪れられる際はご自身での確認をお願いいたします。
【旬膳 八起】
◆住所[googleマップ]
〒579-8013
東大阪市西石切町4-2-20
スターリースカイテラニシ1F
◆TEL
072-985-0040
◆営業時間
17:00〜22:00
◆定休日
水曜日
◆駐車場
店前にあり
◆禁煙席の有無
なし
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